持続可能な暮らしを訪ねて オーストラリア、パーマカルチャーの旅、視察レポート
の報告です。
京都の『アースガーデンhttp://www.earthgarden.jp/』を主宰されている植月千砂さんを
講師にお招きし、パーマカルチャー先進国である
オーストラリアの事例について報告いただきました。
広島県や岡山県の各地から
たくさんの方々がお越しくださいました。
パーマカルチャー(持続可能な暮らしのデザイン)という言葉が
多くの人たちに受け入れられるようになってきたのでしょう。
我が家の畑の野菜や地元の野菜たちをふんだんに使ったランチを食べ、
まずは腹ごしらえをして
パーマカルチャーが体系化されて40年程が経ちますが
そのうちの、20年間に、どのように変化していったのか
スライドを交えてお話くださいました。
植月さんは、ご自身の考え方、暮らし方も
とても勉強熱心で、真面目でいらっしゃいます。
私はついつい、怠けてしまうのですが
彼女と一緒に居ると、「シャンとしなくちゃ」って
初心にいつも戻れます
もっともっと深いお話も伺いたかったです。
同じ内容の報告会+αを三重県の「ありんこ農苑」さんにて予定されています。
◆2010年秋にオーストラリアのパーマカルチャー実践地を
視察された植月千砂さんのスライド&トーク。
◆ありんこ農苑のハウス&ガーデンツアー
(案内 森下雅子)
◆協生農法の実験地・ムー農場(伊勢市)の見学
(案内 大塚隆氏)
日付: 2012年3月3~4日(土日)
場所: ありんこ農苑 (三重県志摩市)
問い合わせ: メール AntMori@aol.com
ありんこ農苑・森下雅子まで
ただし2月9日~17日は留守の為、ご返事ができません。ご了承ください
パーマカルチャー入門講座
植月千砂さんを講師としてお迎えして
~知恵と工夫がいっぱいの おもしろガーデン~
というテーマで実施しました。
パーマカルチャーの原則を学び、
植月さんのご自宅であるアースガーデンや
その他の日本と海外の事例を
スライドを見ながらご説明いただきました。
2日目のミミズコンポストづくりの様子です。
衣装ケースに空気穴を開け、土、枯葉、
ワラ、新聞紙、畑の草、ココナッツ繊維などを入れてかき混ぜ、
ふわっふわのベッドを作ります。
そして、主役の「ミミズ」登場で~す!
ミミズは宅急便で送られてきます!
伝票にも、「生もの」とか、「ミミズ」と書いてあるのには
笑っちゃいました。
このミミズがムシャムシャ生ゴミを食べてくれて、
堆肥を作ってくれます。
畑で収穫!コンテナいっぱいです~。
昼食もみんなで作りましたよ~。
食べた後は、体があったかくなりました。
参加者の方々の声。
「パーマカルチャーについて初めて学ぶので、
まだ吸収しきれていません。でも、1つ1つやっていこうと思う。」
「本で読むよりも実際にお話を聞く方が良くわかりますね。」
「植月さんに会いたい!という想いで参加しました。」
「パーマカルチャーについて知れば知るほど
やってみたいと思うようになりました。」
植月さんから~
「パーマカルチャーとは、ただの農法ではありません。
情報の活用方法を身につけ、それを応用する力。
生き方そのものです。」
私の感想~
植月さんのアースガーデンは、自給自足のための食料や建築資材、燃料という役割だけではなく、春にはチューリップ、秋にはススキなど季節を感じさせるお庭づくりでした。
そして、カエルや虫、鳥たちの訪問を楽しんでいらしゃいました。
心をワクワクさせてくれる暮らしのデザインに憧れますね~。
100人居れば、100通りのパーマカルチャーがあるという言葉通り、
植月さんなりのパーマカルチャーの考え方で実践されていました。
今回も良い刺激をいっぱい受け、新しい発見や気づきがありました!
植月さん曰く、しまなみアースガーデンは “ 大胆な畑 ” だそうです・・・
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