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イノシシ料理♪

自分でさばいたイノシシを美味しく頂きました

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まず、塩を振り、3~4時間おいて余分な水分を出します。

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次に、灰汁を取るために
ネギや大根の葉などと一緒に茹でました。
何度も茹でることを覚悟していたのですが、全くと言っていいほど灰汁が出ないんです!!!

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圧力鍋に、甜菜糖:醤油:水を同量入れ
圧力をかけて10分、
一晩ゆっくり寝かしました。

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イノシシ肉は、土の中の野菜と相性が良いらしく
ゴボウと一緒に煮ました。

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豚肉と全く違いますね!!!
すっごくエネルギーを感じます♪
レパートリーを広げたいです(*´▽`*)

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イノシシの皮を・・・

皮をなめしてみたよ~
袋に入れて持って帰ったら、すっごく獣臭かった
こうなると、やっぱり生きてたんだなぁ~って実感!

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某自然史博物館で標本作りをしていらっしゃる方に皮の処理の方法を聞き、
やってみることに

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まずは、はがしきれなかった脂肪を出来るだけ取ります。
包丁はネットリとした油ですぐに使えなくなり、
草を削る道具でこそげ落としました。
力も入りやすいし、これは良い♪

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洗剤を溶かした液に入れて、一晩置き、余分な脂を溶かします。
せっかくなので環境に配慮した洗剤を使いましたが
弱いかなぁ?

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遠くでカラスが鳴いてます。
獣臭がするから集まって来てるんだな!

次の日、洗剤を洗い流し、なめし液に浸けます。
(なめし液=ミョウバン+塩+水)

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毎日2回かき混ぜて、ムラにならないようにします。
水面から出ないように落し蓋をして、
狸で4日くらいだそうだから、1週間くらい様子を見てみます。

づづく・・・

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イノシシの解体

解体の写真を見たくない方は、ページバックしてくださいね!

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事前に内臓を除いた状態で用意していたイノシシ(オス・68kg)が
解体場に吊るされていました。

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電気ショックで止めを刺したそうです。
すでに死んでいて、血抜き&内臓も取り除かれ、
会場は涼しいためか臭いもありませんでした。

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もっと、ショックを受けるかと思っていたのですが、
『肉』に近い感じがしました。

でも、頭を切り離す際は、自然と手を合わせていました。

手足に近い場所は脂肪が少なく、はがしやすい。
脂肪の多い胴の部分ははがしにくいです。
包丁に油が付いて、何度も洗ったり、研いだりしないといけなかったです。

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この大きさで、解体まで3時間かかりました!
プロは1時間半くらいで出来ちゃうそうです。

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皮をはいで、骨を取り、部位によって切り分けられると
まさに『食肉』って感じです。
でも、スーパーで売られている肉と違って
始めの姿を見ているので、「命を頂く」「ありがとう」という感じが湧いてきて
とても大切に食べようと思えますね。

つづく・・・

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狩猟合宿 2日目

日の出前、早起きして罠の状態を見に行きました
ワクワクドキドキ

こちらは昨日と変わらず・・・・

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こっちは、餌だけ食べられている
イノシシが訪れたことは確かのようです。

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こちらは、獣道に仕掛けた罠を確認中です。
獣道って意外に分かるもんですね~

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こちらも通った気配無しでした・・・
罠の前後に木の枝を配置し、罠の上に足を置くように仕向けます。

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他の場所に設置している箱罠も見に行きました。

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↓赤外線センサーを使って、
一定以上の大きさのものが入った場合にのみ
扉が閉まる仕組みのものです。
イノシシより小さな獣が間違って入っても大丈夫なようにです。
でも、イノシシって赤外線が見えるらしく、逃げてしまうので
改善が必要そうです。

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ほんと、人とイノシシの知恵比べです!

つづく・・・

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狩猟合宿@大三島 に参加♪

全国的に困っているイノシシの被害
私の畑もイノシシが我が物顔でミカンや野菜を食べに来ます。
ミミズや虫なども土を掘り返して食べちゃうから、そこらじゅう落とし穴が出来てます
獣害対策の一つが狩猟です。
実際にされている方々から直接その方法を見たり聞いたりしたいと思って
ワークショップに参加してきました!

講師は、ミカン農家をされていて、同じくイノシシの害に困って
猟師免許を取得され、その肉を商品化、流通まで開拓している人たちです。

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実際に畑に行き、罠のかけ方をやってみます。
くくり罠 と呼ばれる方法です。

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土に埋めて、この上をイノシシが歩くと、その重みで枠が落ち、
ワイヤーが足をキュッと締めちゃう仕組みです。
実際やってみると、バネが強くて力が必要です!

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餌にミカンを撒いておきます。
ミカンの撒き方にもコツがあるんですよ~

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すぐにはかからないそうなのですが、次の日の朝、見回りに行きます。

・・・・で、1日目の夜は、ジビエパーティー☆
命に感謝して、頂きました

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獣害駆除というと、仕留めて土に埋めたり焼却したり、
もしくは、猟師仲間で食べるくらいしかないそうです。
でも、それでは命に対してモヤモヤが残ります。
畑を荒らされるという感情はあるけど、
イノシシたちだって生きているんだから、命を無駄にしないようにしたいものです。
それを実践している人たちの活動は私にとって希望を見出せたようです。

ワークショップ2日目へつづく・・・


 

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