青空交流会♪
れいこう堂さんの主催で、
福島の方々と、芝生の上で、交流会が行われました。
縄跳びやボールで遊んだり、ランチを食べたり、ライブがあったり
私は、バガパン工房さんのパンで、バーガーを作り、
寒天ゼリーとのセットを提供
福島の方々が、ご自身の状況を報告される時間では、
『私たち家族は、福島に残ることを決意しました。
そうするまでには、ずいぶん悩みましたし、時間も必要でした。
でも、将来、病気になることを心配し、愛する人たちと分かれて暮らすよりも
今を大切に暮らしていくことを話し合って、選びました』 と
すっきりした表情で話されていました。
怒りや悲しみをどのように受け止め、乗り越えられたのですか?という質問に
『怒りや悲しみを 人が抱えられる許容量の限界というのがあるんだと思います。
怒り続けたり、悲しみ続けるのには、とてもエネルギーが必要です。
私たちは24時間、365日、ずっと緊張をしいられています。
ネガティブな感情は持続しないんです』
と。
『様々な感情を経験しました。
地震があって、大きな恐怖を感じ、家族が無事で、心から安心し、
原発事故を知って憤り、その後の生活に不安を感じ、
多くの方々の応援に感謝をしています』 と。
『尾道の人たちには、とても良くしてもらって、
そのご恩をどのように返して行ったら良いのでしょうか?
私たちには、何もお返し出来るのもが無いのです。
福島のものを送っても迷惑がられるだろうし・・・』と、
とても悲しそうな表情をされます。
自分たちの町の特産品や気持ちのお返しが迷惑だなんて
悲しすぎます
(偽善者っぽい言い方かもしれないけど)
こうやって、尾道に居て、支援が出来ることが私の喜びなんですよ。
‘恩’って、受けた人に直接返すのではなく、誰か他の人に返すので十分なんですよね。
私も誰かから頂いた‘恩’をこうやって、福島の方々にお返し出来るのが
嬉しいんですから
彼らの話を聞いて、肥田先生の “覚悟を決める” という話を思い出しました。
私もここで生きていくことに、改めて向き合うことの出来たご縁でした。
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