都会の畑
友人が畑をやっているっていうので、見せてもらいに行きました。
東京の とある駅からトコトコ歩いて行くと、住宅街に・・・
ん~?こんなところに畑があるの?
と、突然、フェンスに囲まれて土が!
もともと駐車場だった場所を、アスファルトを剥がして、昨年から畑づくりをしているそうです。
↓地質調査のために掘っていて、50cmくらいの深さには、粘土質があり、もともと田んぼだったのではないかと話されていました。
無心に掘るのが楽しくて、時間を忘れてしまうそうですよ~
そこには、とても大きなケヤキの樹があり、夏は日陰を作ってくれ、落ち葉を集めて腐葉土も作っていました。
両手で抱きしめられないくらい大きな幹で、この樹は、この土地をず~っと見守ってきたんだろうね。
ここには、ハーブ類が育っていました。
フェンスに沿って、空豆が植えられていました。
えんどう豆の蔓は、フェンスに絡まるように育っていました。
これは、生ゴミ堆肥場。
枝で四角く印を付けています。×になっているのが、先月埋めた場所。
その隣が、今月埋めている場所。
都会で、生ゴミを土に還せるってスゴイことなんだろうね~
大根や豆類、菜っ葉類の種を蒔いたり、ジャガイモを植えました。
一粒一粒、大切に、とても丁寧な作業です。
ジャガイモは、生まれたての小鳥を触るように、両手でそっと土に埋めていきます。
私は“ザーッ!ワーッ!”と作業をしてしまうので、反省・・・
ここに蒔かれる作物たちは幸せだね~
その後、たっぷり水を遣ります。
作業の合間に休憩~。
種を持ち寄って、何を植えようか、いつ植えようか・・・楽しいね♪
それぞれが、手作りのパンやクッキーを持ち寄って、美味しいtea timeです。
お会いした人たちは、
「野菜はスーパーで買う以外したことなく、作物を育てた経験は、全く無いんです。だから、作業ひとつひとつが新鮮で、ドキドキなんですよ。」
「家には、畳1畳ほどの庭があるんですが、プランターも使って出来るだけ多くの野菜を作ろうと努力しています。この畑はとても楽しんでやってます。」
と話してくださいました。
消費者である都会の人たちが、自分で作物を作ることによって、野菜本来の美味しさを知ったり、命の大切さを実感したり、農家さんの苦労の一部を体験したりすることによって、国内でのフェアトレードが進めば良いなぁ。
私の住んでる島もそうですが、放棄された田んぼや畑がドンドン増えています。
それらの耕作放棄地をどうぞ使ってください・・・とお願いしたいです。
都会で畑は貴重な場所となり、田舎で畑はありふれた見捨てられた場所なのだなぁ。
うまく回らないものだろうか。
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