パーマカルチャーの家
三重県へは、パーマカルチャーの設計アイディアを
ふんだんに取り入れられた一般のお宅を訪れました。
そこは、籾殻を壁材に使っていて、外壁は杉板を焼いたもの。
だから、と~っても暖かい。外気と8℃ほど違うそうです。
実際、朝早くベランダに出ると、その温度差に驚きました!
玄関からダイニング、キッチン、そして外へ続く場所は
靴を脱がなくても良いように土間になっています。
屋根からのヒサシは太陽の動きを計算して長さが作られおり
葡萄を植えられたそうです。
夏は葉を繁らせ、冬は落ちて太陽の光を取り入れられますね。
水は、井戸・雨水タンク・池など色々な入手手段を用意。
お庭は、まだまだこれからだそうです。
整地するときに出る石で石垣を作り、イチゴを植えてました。
畑にも籾殻を入れて、伊勢らしい、貝殻も置いてらっしゃいました。
輪作計画を立てて、順番に植えていました。
ゾーン計画もされていて、柑橘、ナッツ、バラ科、ハーブ園、菜園などなど楽しそうです。
計画以外にも、思わぬ収穫が!
土筆や筍、タラの芽など春の恵みも豊かですよ~
池にはもうオタマジャクシがウジャウジャ泳いで、スミレも花盛り。
一緒に行ったパーマカルチャリストさんの言葉。
「火事になったとき、全部焼けて、何も残らないような家にしたかったの」
全てが自然に還る事の出来る生き方なんだろうなぁと思いました。
私も、負担は何も残さず、ステキな自然だけを後の世代に残してあげたいなぁ。
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