朝のエコツアー in シャロムヒュッテ
シャロムヒュッテの
朝のエコツアーの様子をご紹介しますね。
毎朝、オーナーやスタッフが
宿泊者や希望者を対象に
敷地内や畑を案内してくださいます。
眠い目をこすりながら外に出ると
ピンとした朝の空気に目が覚めます。
畑には、様々な種類の作物が植わっています!
アマランサスやヒエなど今注目の雑穀が!
でも、食べられない草もいっしょに生えてて
自然農らしい畑でした。
コレは、綿です。
オーガニックコットンに挑戦中だそう。
実が弾けて
白いコットンボールが飛び出しています。
コレは、ストロベリートマトという
ホオズキに似た野菜だそうです。
食べるととってもフルーティーな
甘い味がします。
ジャムにして保存していました。
何十年も自然農をやっているのに
初めて挑戦する作物がたくさんあるなんて楽しそうですね~。
ツアーが終わるとお腹がペコペコ。
ピースフードの朝ごはんが美味しかったなぁ。
米飴づくり in シャロムヒュッテ
シャロムヒュッテにて米飴づくりを体験!その様子をご紹介します。
そもそも“米飴”って何?
←コレ。黄金色のアメのことです!
今回は創業150年と続く老舗の新橋屋飴店の
田中さんから直々に教えていただきました。
家庭でも出来るように炊飯器と鍋があればOK!
材料は、もち米と大麦麦芽のみ!
まずは、炊飯器で普通に米を炊きます。
炊き上がったらぬるま湯と麦芽を足してそのまま保温。
一晩置くとお米と麦芽が発酵して甘~くなる・・・
それをザルと布で濾す。
ギューッとしぼった残りはコレ。後で意外なものに変身!
濾した液を強火で煮詰めていきます。
常に混ぜていなくても
こげる心配は無し。
もっと手がかかるんだと思っていたらとってもシンプル!
アクを取りながらサラサラした白い透明な液が
黄金色になったら弱火にして、もう一息!
米飴って日本がまだ“倭の国”って呼ばれてた頃からあって、
昔は薬として使われていたんですって。
千歳飴も長生きできるくらい体に良い薬という意味。
一休さんのお話に和尚さんに内緒で食べちゃったのに、
見事なトンチできり抜ける話。
そうこうしているうちに、米飴の完成!
米飴を使ってお菓子作りです。
きな粉ボーロと季節のマロンプリン、
カボチャのパウンドケーキです。
ここで登場!絞って残ったものを
ボーロやココア風味のヌガーに使いました。サクサク感が増します。
米飴は、ほんのりお米の香りがする
やさしい甘さで
まさに日本人のDNAを刺激する感じ。
お米の国に生まれて良かった~と実感。
みんなで幸せな試食会。
参加者のお一人がおっしゃっていた
「シンプルな単純作業だからこそ
150年続けてくのは本当に大変なことだと思います。
今まで続けてきてくださってありがとうございます。」 という
言葉が胸にズンッと響きました。
世界にはすばらしい伝統や智恵がたくさんあります。
生物多様性もそうですが、このような多様性も失いたくないって思いました。
新橋屋米店さんは、ご家族全員が一丸となって
飴づくりを多くの人たちに知ってもらいたいと試行錯誤されています。
その様子に私も勇気を頂きました。ありがとうございます。
家でも米飴作ってみますね。
デコさん家
畑とはちょっと離れるけど、暮らしのデザインということで・・・
ず~っと、お会いしてみたかった
中島デコさんのところ(ブラウンズフィールド)に行ってきました。
マクロビオティックって難しいことはよく分からないけど、
“身土不二” “一物全体” を私なりに解釈すると・・・
その土地で生きているモノは、その土地で採れたものを食べよう。
頂くのであれば、残さず全部食べよう!
ってことだって勝手に自分でナットクしてます。
それで、ちょっとマクロビって何か体験したくて、
そこで暮らす人たちの暮らしを見てみたかったから。
日中はまだ暑かったけど、
秋はすぐそこまで来ていました。
Browns Fieldは自然の中にあって、
古民家を改築してとってもオシャレな建物。
母屋、カフェ、ゲストハウスがあり、
どれもスタッフの手作り。
ドアには、太陽や月、星を型抜きした模様。
それに、壁には色とりどりのタイルで
太陽や鳥のデコレーション!
ステキな布や家具たちがホッと癒してくれます。
朝5時に起きて、海岸で朝日を待つ。
朝日のエネルギーをいっぱい浴びて、
瀬戸内海とはまた違う
太平洋の雄大さを感じながら
裸足で歩きます。
それから、海を見ながらヨガ教室。
自分の体の声を聞きます。
Cafeにてお待ちかねのご飯。
窓辺に座って外を眺めながら
ゆっくりいただきます。
30分以上かけて、よく噛んで食べました!
スタッフの人たちは外のデッキで
大人気の“デコそば”のようです。
日本そばに色々な野菜をトッピングして梅酢や醤油、ごま油をかけていただきます。
私が食べたメニューの一部をご紹介しますね。
いちばん印象に残っているのが
←“カボチャのポタージュ”です。
なめらかで濃厚で甘くて美味しかったこと!
サラダに梅酢をかけただけでメチャメチャおいしかった~。
こちらは、リンゴジュースに葛でとろみをつけたもの。
5つある味覚の
“甘い・辛い・スッパイ・苦い・ショッパイ”を
1回の食事で出してくださったときには感動!しました。
ゲストハウスの前に広がる田んぼでは
ちょうど稲刈りシーズン。
スタッフみんなでハザカケします。
最近では、手刈りで天日干しのお米って珍しいそうです。
うるち米、古代米、もち米などを栽培していました。
新米の玄米粥はお米の甘さが最高!
それに、野菜など素材のほとんどが自家製!
醤油や味噌、梅干もそうです。
醤油はしっかりと豆の味がします。
ご近所の集まりに、スタッフが作ったマロンケーキ。
これもマクロビなんだって!
スゴイ!
安心して、逆にたくさん食べちゃいそう・・・
竹の皮に包んで
帰りに持たせてくれた玄米おにぎりです。
す~ごく嬉しかったなぁ。
マクロビって、地味で、味がしなくて
材料が手に入りにくいってイメージだったけど
すごくキレイで、オシャレで、美味しかったなぁ。
そこで働くスタッフもキラキラしていて
いつも大きな笑い声がして、すがすがし~い。
デコさんはちっちゃくて、キュートで親しみやすくて魅力的。
家族をはじめ、彼女の周りに集まる人たちはみんな自然体で暮らしてました。
お世話になりました。楽しかったです。また遊びに行きたい!
瀬戸内海にも遊びに来てくださいね。お待ちしていますよ~。
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