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米飴づくり in シャロムヒュッテ

シャロムヒュッテにて米飴づくりを体験!その様子をご紹介します。
40そもそも“米飴”って何?
←コレ。黄金色のアメのことです!
今回は創業150年と続く老舗の新橋屋飴店
田中さんから直々に教えていただきました。
86家庭でも出来るように炊飯器と鍋があればOK!
材料は、もち米と大麦麦芽のみ!
まずは、炊飯器で普通に米を炊きます。
炊き上がったらぬるま湯と麦芽を足してそのまま保温。
204一晩置くとお米と麦芽が発酵して甘~くなる・・・
0810それをザルと布で濾す。
ギューッとしぼった残りはコレ。後で意外なものに変身!

214濾した液を強火で煮詰めていきます。
常に混ぜていなくても
こげる心配は無し。
もっと手がかかるんだと思っていたらとってもシンプル!

23

アクを取りながらサラサラした白い透明な液が
黄金色になったら弱火にして、もう一息!
米飴って日本がまだ“倭の国”って呼ばれてた頃からあって、
昔は薬として使われていたんですって。
37千歳飴も長生きできるくらい体に良い薬という意味。
一休さんのお話に和尚さんに内緒で食べちゃったのに、
見事なトンチできり抜ける話。
そうこうしているうちに、米飴の完成!
21821米飴を使ってお菓子作りです。
きな粉ボーロと季節のマロンプリン、
カボチャのパウンドケーキです。
ここで登場!絞って残ったものを
ボーロやココア風味のヌガーに使いま24647した。サクサク感が増します。
米飴は、ほんのりお米の香りがする
やさしい甘さで
まさに日本人のDNAを刺激する感じ。
お米の国に生まれて良かった~と実感。
みんなで幸せな試食会。
48参加者のお一人がおっしゃっていた
「シンプルな単純作業だからこそ
150年続けてくのは本当に大変なことだと思います。
今まで続けてきてくださってありがとうございます。」   という
言葉が胸にズンッと響きました。
世界にはすばらしい伝統や智恵がたくさんあります。
生物多様性もそうですが、このような多様性も失いたくないって思いました。
新橋屋米店さんは、ご家族全員が一丸となって
飴づくりを多くの人たちに知ってもらいたいと試行錯誤されています。
その様子に私も勇気を頂きました。ありがとうございます。
家でも米飴作ってみますね。

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コメント

こんにちは。米飴づくり講座に遠くから、ご家族で参加してくださり、本当にありがとうございました。
私たちにとってはじめての試みで、心配もありましたが、飴も失敗しなかったし、みなさんと交流でき、このうえない楽しい充実した時間を過ごさせてもらいました。
今回の講座で気づかせてもらったこと(たくさんあります)を大事に、これからの飴づくりに活かしていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。お父様、お母様によろしくおつたえください。
追伸
夫(新橋屋店主)の友達が同じ島出身で、昔一回行ったことがある、って言ってました。

投稿: 新橋屋 田中 | 2007年10月17日 (水) 11時13分

こちらこそ、ありがとうございました。とっても勉強になりました。
米飴をご近所にお土産として配りましたよ~。それから、パンに付けて頂きました。
豆板は、ピーナツが香ばしくてすっきりとした甘さがとっても美味しかったです。
これからのご活躍を遠くからですが楽しみにしています!

投稿: じょん | 2007年10月18日 (木) 20時55分

米飴づくり講座に出ていた姪、大学生のりえこちゃんが、広島に行く機会があるから、じょんさんの島、訪ねてみようかな、なんて言ってましたよ。会えればいいですね!

投稿: 新橋屋 田中 | 2007年10月19日 (金) 22時26分

お~!広島にいらっしゃる機会があればぜひ。広島といっても広いですから、予定が決まったらご連絡くださいね~。
時間があれば、米飴とアースガーデンとのコラボで何かやりたいですね。ムフフ。

投稿: じょん | 2007年10月21日 (日) 10時34分

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